ATCのトップメーカーへ。

80年代に量産化された建設機械車輌、バス用アクスルをはじめ、建設機械関連の売上が全体の5割を超えるまでになり、バブル景気の中、ひとつの業界に偏りすぎることが危惧されていた。当時は、既に工作機械用の製品としてカービックカップリングという商品を発売しており、高い評価を受けていたが、90年初め頃より生産を開始していたカムを利用した商品として、他社にはない機構のATC(自動工具交換装置)の開発に取り組み、後発ながらトップのシェアを築き、主力製品のひとつとなった。

歯車関連製品のトップメーカーを目指して。

ますます歯車を内蔵した機械類の高機能化が進む中、歯車は各種の機械装置の中で、最も基本的かつ重要な部品であることに変わりはない。当社の製品が組み込まれた完成品は、社会を発展させるための様々な用途に使われており、当社の製品は縁の下の力持ちとして、その活躍を支えている。それこそが当社が社会に貢献する最大の道であり、今後とも、世界の顧客ニーズに応えるために、「大久保歯車らしさ」を忘れることなく、歯車の可能性を追求し続ける。

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